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ついの住まいづくり

家で過ごす時間と空間づくり

ウィルス感染によって大きく時代が動くのは
ペストなどで人類は経験済みです。ただ、
今、生きている人にとって今回のようなウィルス
感染は未知のもので、これからどうなっていくのか
は誰もわからない・・・

人と会う事、人が集まって仕事をする、暮らす
ことで効率よく成り立ってきたこれまでの世界が、
逆に全て大きなリスクを伴うこととして認識され、
今後はウィルスとどう折り合いをつけて暮らしを
成り立たせるのかということを軸に大きく変化して
行かざるをえないのだろうと言われています。

戦後の高度経済成長の昭和時代からのシステムと
常識を大きく変化させることなく、時代と技術の
進歩とのズレによる矛盾と歪みを抱えたまま、
私たち日本人は平成の時を暮らしてきました。


人の住まいも、新築住宅を建て続けることが
可能なように仕組みが作られ、それに乗せられて
多額の住宅ローンを抱えてしまうことで、金銭や
物では測れない本当の豊かさを犠牲にしてしまって
きたのではないかと思うのです。

今、この新型コロナ感染下では、個人の問題として
の部分では、体力と免疫力が一番大切なことになっ
ています。

しっかり美味しく食事を頂く事、安心してゆっくり
眠る事、大切な人を大切に思い暮らす事・・・

経済優先、利益優先の忙しすぎる毎日の中で犠牲に
し続けてきた人としての大切なことを今一度、
きちんと見つめ直しなさい、といわれているのかも
しれないと思うのです。

私自身、自分の責任において関わってきた業務にあ
たって何かに追われるように、自分の体の状態や
睡眠時間、食事などを疎かにしてきたこの10年間
を振り返り、「大切なもの」、「大切なこと」に
ついてあらためて考えさせられています。